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印牧和美 / Kazumi Kanemaki |
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1972年新潟生れ。アメリカニューメキシコ州・カレッジ・オブ・サンタフェで映像/ビデオアートを学ぶ。1997年に帰国後、ビデオ編集として勤務する傍らビデオアート作品を制作、VIDEOART CENTER Tokyoの活動に携わる(2000-04)。
99年頃から様々なフィルムフェスティバルに参加、2002年ドイツのボフム・フィルム・フェスティバルで審査員特別賞受賞。
ベルリン芸術大学でカトリーナ・ジバリングのメディアクラスを受講(2006-07)。2005年VIDEO CALLINGを設立。
life IMAGED (2006)では、二分割した画面にハリウッドの西部劇と日常を撮影した映像を並べ、ドラマと日常を対比させている。同時に、映像に囲まれることを内面化している自分の日常を表す。ドラマ映像は‘内面’を‘見た目’に表し、実際には痛くないものを痛くみせる。対して、それらのイメージを内面化している私たちの、日常の痛みは映像にうつらない。西部劇に見られる「ダメな俺」は哀愁とともに受け入れられるが、自分・女性の日常における「ダメな私」は同じように受け入れられるかという観点からジェンダー問題も取り入れた作品。
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© Kazumi Kanemaki
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life IMAGED 2006 color, sound 13'00"
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